叱ってくれる人の居ることのありがたさ

これを読んでくださっている皆様、
皆様には、自分のことを真剣に叱ってくれる方がいらっしゃいますか。

私には、幸いなことにまだ自分を叱って下さる方がおります。

私よりもずっと年配で、私と学生時代からの長い付き合いのある方々。
学生時代から行っているボランティアで、大変お世話になっている指導者の皆様です。

就職してからも、職場である程度の役職に就いても、
ボランティアの現場では、その方々は、私の学生時代の時と、ある意味「同じ扱い」をしてくださいます。

良くない時、間違っている時は、厳しく叱ってくださいます。

叱られたその時は瞬間的に、カチンときますが、
それは、自分自身が傲慢になっている証拠なのでしょう。

しばらくすると、じわじわと「叱ってくださってありがとうございます」と思えてきます。

もちろん、指導者の皆様は、良いところはほめてくださいますし、適切な対応をすると認めてくださいます。

私も、すっかりいい年になってきました。
職場で、ある程度の役職に就くようになり、
私の周りからだんだんと、叱ってくれる方々が少なくなってきました。

まだ指導者の皆様が健在です。
叱ってくださってありがとうございます。と心の中で、ひそかに思っております。
本当にありがたいと思っています。


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FinePix F30

今日は、あえてこの写真を選んでみました。
今回、写真を選ぶにあたって、撮影した写真を見ていると、
なぜかこの写真のところで、杉本博司さんの海(海景)の写真のイメージがパッと頭に浮かんできました。
実は、ピンぼけな写真はこれ1枚だけで、あとはピントの合ったものばかりでしたが、
これが、なんというか、
今の心もちに一番近いような感じで、すっと心に入ってきたように感じ、
選んでみたところです。