2015.12.30 リバーサルフィルムとフィルター

ずいぶん前から持っている京セラのスリムTの試写をしようと、
普通のネガフィルムを入れて、撮っていました。

どんな写りをするのだろうと、楽しみなのですが、
現像で上がってきたフィルムをスキャンをすると、
いつも色合いがあまり納得がいかないのです。

皆様のブログを拝見すると、フィルムで撮影されたものがアップされていますが、
色の鮮やかなこと、美しいこと。

どこが違うのかと考えました。
そうすると、
あがってきたネガフィルムを、
フィルムスキャンをするのではなく、
出来上がった写真をスキャンしたら、色鮮やかにアップできるのでは、
という考えに至りました。

そう思って、行きつけのカメラ店の店員さんに、
このことを話したところ、
「レンズやカメラの性能を見たかったら、
レンズのテストするのだったら、
ネガフィルムではなくて、
ポジフィルムでするんですよ。」
「ネガフィルムは補正がかかってしまうから、
プリントすると、本来のレンズの性能が出ないんですよ。」
「今回は、ネガフィルムなので、無補正でプリントを見ると、
レンズの性能が幾分分かるかもしれません。」
と、言われました。

そうでした。そうでした。
このことは、理論的にわかっていたつもりですが、
ポジがいいということは、きれいに頭の隅に置き去りにされていました。

よいことを聞きました。
早速、ポジで撮影してみることにしましょう。楽しみです。

話は変わって・・・。

ジャンクコーナーに、見慣れないフィルターを発見。
「kenko LBC4」というもの。
朝や夕方の赤っぽい日差しを、赤を抑えて撮れるというもの。
「フィルム時代のフィルターですよ。
デジカメはカメラが補正してくれますから。」
とのこと。

確か、昔の写真家さんは、フィルムカメラで撮影する時に、
フィルターを駆使して撮影していたようですね。
このフィルターの『調合』が、飯の種になってたとか。
ケースを開けると、フィルターがずらっと並んでいたとか・・・。
本で読んだことがあります。

このフィルターも今度、試してみたいと思います。

ワクワクすることが多くなってきました。

イメージ 1

エルマー50mm 試写 その2
北九州市の図書館

Fukuoka Prefecture , Japan. 2015
Leica M3
Elmar f2.8 50mm M型 沈胴
Ilford HP5 Plus 400 Black&White Film