2015.10.6 ジャンクカメラ、中古カメラの収集にも、段階があるようです。

ジャンクカメラや中古カメラを集めるようになって、
6年近くになります。

初めは、一眼レフやコンパクトカメラが中心でした。
中古カメラ店に立ち寄った際、シノゴを買っていくお客さんがたまたまおられたのですが、
あんなカメラのどこがいいんだろう、と内心、思ったりもしました。

しかし、そのうち、興味が移り、
一眼レフから、コンパクトカメラ、レンジファインダーに中判と、
だんだん、カメラもフィルムのサイズも大きくなっていくと、
今度はシノゴのカメラも縁あって、入手するようになってきました。

そのころは、特にメーカーにはこだわっていなかったですが、
イカやローライ、ハッセル等は、
ただ高いだけで、あんなのはどこがいいのだろうと思ったりもして、
逆に、避けているようなところもありました。

心の奥底では、金額が高いので手が届かないという、
ひがみやっかみの気持ちが強かったという方が正しいのですが。

その後、だんだんと、ライカやローライ、ハッセルのことが気になってきて、
ご縁をいただいて、手元にやってくるようになると、
やはり、写りが違う、撮っている時の高揚感が違うということが分かりました。

そして、また、興味が移り、
今は、8×10や、なかなか市場に出回らない珍しいカメラに興味があります。

田中長徳さんが、「ライカ人類が好むと思われる」ということで、
よくヨーロッパやロシアのレンズを紹介されますが、
私もその領域に近づいたようです。

また、レンズ沼という言葉があって、
このレンズの、この空気感が違うとか、味が違うとか、ボケ味が美しいとか、
そう語られますが、レンズも縁あって、手元にやってくるようになると、
だんだんと、その意味が分かるようになってきました。

また、毎日のようにカメラ店に通っていくと、
ある意味、常連さんの仲間入りをさせていただけるようになり、
顔パスでジャンクコーナーを眺めることができるようになりました。

ある時には、
このような出物があるのですが、・・・と奥から珍しいカメラを
優先的に見せていただけるようにもなってきました。

階段のステップを一歩一歩上るように、
中古カメラ、ジャンクカメラの収集にも、
そして、カメラやレンズの見方にも段階があるようで、
日々、勉強・情報収集しながら、そして、足しげくカメラ店に通っていると、
さらに上へ上へと、皆様のご協力もいただきながら、上がることができるようです。

ありがたいことです。

イメージ 1

2015年7月末ごろの夕方

The evening of about the end of July, 2015.  Fukuoka Prefecture , Japan.
Leica M3
Summaron 3.5cm
Fujifilm プレミアム400