2015.9.29 雑草という草はない。どの草にも名前があるという言葉。
昨日、仕事が終わって、写真を撮りました。
どうしても、写真を撮りたいという思いにかられて、撮ったということですが、
本来は、私の中にある、テーマに沿って、テーマを掘り下げてリサーチして
撮るべきなのでしょうが、まだ漠然としたものばかりで、
掘り下げる以前の、どこを掘ろうかと、ただただ歩き回っているばかりの状態です。
そんな中、ふと目にした紫の鮮やかな花。
名前は分かりませんでしたが、あまりにも美しく感じたので撮ってみました。
結果として、
この日、他に撮ったものは、ただ撮ったものばかりだったこともあって、
意識して撮ったこの花の写真が、この日一番良いものとなりました。
やはり、目についたものを、適当に、数打っても当たるものではありませんね。
意図的に、そして、心の動きがあってこそ、初めて、作品と言えるものに近づいていくのでしょうね。
その写真を見ながら、ある言葉が思い出されました。
それが、今日のタイトルの「雑草という草はない。どの草にも名前がある」という言葉。
これは、昭和天皇のお言葉のようです。
私も写真家を目指す、まだ雑草にも満たない存在で、
プロの写真家、アマチュア写真家の皆様の足元にも及ばないのですが、
雑草の私も、雑草なりの意地とプライドがあります。あると思います。
写真の世界に足を踏み入れた以上、私にも名前があるということを
主張できるように、精進していきたいと思います。
雑草の花
flower of weeds. Fukuoka Prefecture , Japan. 2015
Nikon D100