2015.3.16 写真と評価 エゴサーチから・・・

以前、講習会で、「個人情報が漏れていることがあるので、時々は自分の名前を検索にかけて、調べてみることをおすすめします」と言われたことがあり、検索したことがありました。
その後、調べることを忘れて過ごしておりました。
 
先日、ラジオで、「エゴサーチ」という言葉が使われ、自分のことがどのように語られているか、評価されているかということについて、芸能人の方が調べているという話がありました。
 
この「エゴサーチ」で検索をかけて、その言葉の意味やメリット・デメリットを調べてみましたが、デメリットの方が多く感じられました。
何か「パンドラの箱」を開けるような感じで、見なければよかったというくだりがあったり、調べたことによって泥沼にはまっていくような危険性などがたくさん述べられていたりして、どこか、諸刃の剣のような印象を受けました。
 
評価や感想、意見は、人によって違いますね。様々あります。
違っていて当然なのですが・・・。
 
いつも拝見させていただく 冬青社の高橋国博さんは、以前のブログで、他人からの評価は3割あれば良い方であるということを述べておられました。
また、尊敬する写真家(現代美術家)の杉本博司さんは、「芸術は、理解されたらおしまいです」と、述べておられます。(「物語論」木村俊介著 講談社現代新書より)
 
人様の評価は、確かに気になりますが、さすがにこの「m3jikan」のブログに対する評価はまだありません。
 
評価はあくまで評価。
「自分らしく」という言葉もあります。
私は私らしく、「自分らしく」いってみようと思います。
 
When I am taking a photograph, I can be the way I am.
 
「自由への疾走」(熊本にて)
イメージ 1
Are You Gonna Go My Way, Kumamoto City, Japan. 2015
 
Leica M3 Summaron 3.5cm   Ilford XP2 Super black&white film 400.