2016.8.26 フォーマットではなく・・・。

8月24日のブログに、
フォーマットによって作品が決定されるということを、
田中長徳さんの記事を引用して、考えを述べましたが、
その後、どうもおかしいという、何かひっかかるものがあり、
ずっと考えてきました。

その結果なのですが、
フォーマットというよりも、
写真の撮り方に違いがあるように感じています。

例えば、
35mmフィルムで撮る、一眼レフやレンジファインダー等のカメラは、
三脚で構えて、じっくりと撮ることは少なく、
手持ちで、スナップショットのように、
瞬時の撮影を行うかのごとく、
あっという間にシャッターを切ってしまうことがほとんどです。
それに対して、
120フィルムのブローニーの中判カメラや、
シノゴ、エイトバイテンなどのような大判カメラは、
シャッターを切るまでに、それなりの時間を費やしているところがあります。
大判ならば、もっと、多くの時間を要しています。

それらのことから考えると、
シャッターの切り方、シャッターを押すまでの時間など、
作品として構図や、その他、いろいろと思いを巡らすかどうかによって、
結果として、写真の出来が大きく違ってくるようになると思います。

それが、得意か不得意かということでは、
私は、瞬時の撮影には向いておらず、
じっくりと構えながら、
あーでもない、こーでもないと、腰を据えることの方が、
すきなのかもしれません。

このような時だからこそなのでしょうか、
写真の神様のおぼしめしか分かりませんが、
縁あって、
ヤシカ635を譲っていただく機会を得ることになりました。

ヤシカ635は中判カメラですが、
35ミリのフィルムでの撮影ができるカメラです。

ゆっくりじっくりと撮れるのかは分かりませんが、
苦手とする35mmフィルムでの撮影に
新たな風を吹くといいなと思っています。

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オリンパス TOUGH TG-310