2016.8.19 ジャンクカメラのお掃除・お手入れで大失敗。

ヤシカ リンクス-14(YASHICA LYNX-14)のジャンクを譲っていただくことができ、
昨日の夜から先ほどまで、ずっとお掃除・お手入れをしてみました。

ファインダーをのぞくと、四角い枠がずれているようでした。
シャッターが固着していました。

皆様のレストアの記事を参考に、ちょっと、分解してみました。
レンズの前の方から銘板をはずし、
前の方のレンズを外して、ベンジンでシャッターの汚れを落とすと、
シャッターが動くようになりました。

次に、軍艦部を外して、ファインダーをお掃除しながら、
外れている部品を両面テープで固定し、
色々といじっていると、何とか、使えそうになってきました。
この際、汚れているファインダーの部品も磨いてしまおうと張り切ったのですが、
逆に磨きずぎてしまい、
二重像の重なりとなる黄色っぽいものがほとんど見えなくなってしまいました。
残念!

巻き戻しクランクを外したり、付けたりする過程で、
フィルムに接続する二股に分かれているところの片方の根元の部分が折れてしまい、
フィルムが思うように巻き取れなくなってしまいました。
残念!!

外したレンズを取り付ける前に、ちょっとこれも磨いておこうと思ったのが、運の尽き。

レンズを、ティッシュでごしごしやっていると、きれいになったように感じたのですが、
電球に透かしてみると、傷だらけ。
たくさんの傷が入ってしまいました。
残念!!!

とほほの連続でしたが、
ジャンクとは言え、かなり見違えるほど、きれいになりました。

ジャンクカメラに、ここまで手を入れたのは初めて。
機能的には、ものすごく低下してしまったのですが、
愛着はアップして、ものすごくいとおしく感じられます。

今度、試写してみたいと思います。

イメージ 1

森山大道さんの『三沢の犬』ならぬ、「小倉の猫」

なかなかの目つき。けっこうしびれます。

YASHICA-MAT LM で撮影
400TX