2016.8.16 練習、練習、練習に次ぐ練習。そして本番。

先日のこと。
人様の前で、プレゼンをすることとなりました。

複数での担当制で、私が発表担当。
別の方が原稿を作り、私はその原稿どおりに発表をするだけのものでした。

自分一人なら、気が楽で、原稿などあってないようなもの。

しかし、複数の担当で、原稿があるとなると、
そう簡単にはいきません。

ほんの3分程度の内容でした。
しかし、原稿なぞ、見なくてもすぐに覚えられる、
すぐに言えると甘く見たのが間違いでした。

何度練習しても、つまづいてしまいます。
何度練習しても、原稿どおりにいきません。
何度練習しても、必ず別の箇所を間違えてしまい、100%となりません。

練習期間は2日間。

その間、カメラの動画機能を使って、練習の様子を写しながら、
私自身の表情や動きを細かくチェックします。

それでも、なかなか100%の出来になりません。
必ずどこか失敗してしまいます。

この時期は、オリンピックの真っただ中。

選手の方々の様子をテレビで拝見すると、
選手の皆様は、これまで練習につぐ練習で、
ひたすら練習されたとのこと。

オリンピック選手と比較するのもおかしなものですが、
今回ばかりは、本当に練習を繰り返しました。

練習しながら、
あとちょっとでパーフェクトだと思った瞬間、間違えました。

練習しながら、
今度こそ完璧にできたぞと、そんな思いが頭をよぎった瞬間、間違えました。

オリンピック選手が、メダルを意識するのではなく、
1球1球、目の前のプレーに集中してやるのみです、というようなことを
言っている意味が、今回、よく分かりました。

もうすぐ終わるぞ、ミスなくこなせたと思った瞬間、間違えました。
何度も、何度も、同じことの繰り返し・・・。

今度こそ、間違えなく言えたぞと思った瞬間、間違えました。
がっくりです。

間違えに間違えを重ね、
そして、当日を迎え、
練習では最高90%くらいの出来で臨んだ本番。

神様が見守って下さったのでしょうか。
99%くらいの出来で、本番を終えることができました。

オリンピックを見ながら、選手たちの苦労の一端を感じることができた、
貴重な経験となりました。

イメージ 1

「重なり」
FinePix F550EXR