2016.2.21 ウオッチリストの消去をすることで・・・。

欲しい欲しい病にかかると、
カメラやレンズが欲しくなり、
カメラバッグや、革製品等、
その他のものもだんだんほしくなってきます。

あれもいい、これもいいと、
オークションには、ウオッチリストがずらりと並んで、
入札件数の確認や、他に安いのは無いのかと等、
絶えず、オークションをチェックしてしまうようになります。

昨日、ジャンクカメラコーナーからご縁があって手元へやってきた
カメラのレンズ清掃を行っていて、
無理やりペンチで、力ずくなことをしてしまったために、
ネジをダメにしてしまい、挙句の果てに、レンズ周りを破損してしまいました。

せっかくのカメラが・・・と悔いながら、
このカメラで、景色を撮ってみたかったとか、
私に修理の腕前があったなら、まだまだ
撮影することができたのに・・・と
思ったりしたのでした。

レンズだけは、ピカピカになったので、
カメラは壊れてしまったけれど、
実は、こんな景色を撮ってみたかったとか、
このカメラで、こんな天気の日に、こんなところに連れて行ってあげると
カメラも浮かばれるなどと、空想にふけっていると、
これまでの私の、愚かなふるまいの、
ウオッチリストの欲しい欲しい病の塊の根源の、
ずらりと並んだウオッチリストが
急にばからしくなってきました。

ばかばかしくなったその場で、
開催中のオークションのリストと、
終了したもののオークションのリストを
一気に消去しました。

そうすると、
急に我に返ったような、
もやもやの霧の中から抜け出せたような
晴れ晴れとした気持ちになりました。

カメラよりも、写真を撮りたいと、
撮った写真を見てみたいと、
物質欲から、写真そのものの、
一歩進んだところでの
考えに至ることができるようになり、
すがすがしい気持ちになりました。

もしかすると、カメラさんが、
身を挺してまで私に気付かせようとして、
このようなことになってしまったのかと
思ったりもしたのでした。

レンズはピカピカになったので、
しばらくの間、私自身を戒めるために、
カメラさんに見守っていただきたいと
そばに置くことにしました。

イメージ 1

「6(ろく)か、オタマジャクシかは、見解のわかれるところ」

キヤノン EOS30D 
Sigma 70-300mm DG Macro