2015.11.1 カメラやレンズを熟成させることもあります。

前から欲しい欲しいと思っていたカメラやレンズは、
手元に来ると、すぐフィルムを入れて使うことが多いのですが、
ある意味、今買っておかなくては、後で悔いることになると、
衝動買いのように買ってしまったカメラやレンズは、
しばらく机の上に置いておいたあと、防湿庫にそのまま直行することが
多くあります。

その場合は、次の機会に使ってみようと、
フィルムを入れてみたり、
一番手前に入れてみたりして、
順番待ちをするのですが、
袋やカバンに入れて、家族から「隠す」ようにしてしまい込んだ場合、
それらが、フィルムを入れて使われるようになるまで、かなりの時間を要します。

仕事で、ある程度、進めた計画などを、
一時、そのままにしておいて、「熟成」させるということを
することもあります。
一度、頭を冷やして客観的に考える期間があると、
また別の視点で、新たなアイデアや発想が生まれることもあり、
「熟成」がある程度、大切になることもあります。

カメラやレンズを買って、そのままにしておくと、
どの場面で使おうとか、
どのお出かけに一緒に連れて行こうとか、
考えるだけで楽しくなり、
考えるだけで終わることもしばしば・・・。
「熟成」させているのだと、自分に言い聞かせて・・・。

カメラやレンズたちには申し訳ないのですが、
まだまだ、そのような「熟成」仲間がたくさん控えています。

せっかく買ったディアドルフも、まだしまい込んだままになっています。
あのアクセサリーも欲しいとか、この三脚に据えたらいいなとか、考えている今が、
けっこう楽しく、カメラを開くこともまだやっていません。
ある意味、熟成させています。

あのアクセサリーが来たら、開けることにしましょうと、
理由や屁理屈をつけないで、さっさと、開けることにしたらいいのにと、
もう一人の私が言っています。

それでは、今晩、開くことにしましょう。

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Fukuoka Prefecture , Japan. 2015