2015.5.9 難しい言葉、難解な言葉を使うこと・・・。

昨日、ラジオを聞いていますと、マイあさラジオで
ますだひろやさん(増田寛也さん)のお話が流れていました。
 
増田さんのお話の中で、
「しゅんじゅんする(逡巡する)」
「ちょうちょうはっし(丁々発止)」
という言葉が使われていました。
 
お話の前後の流れから、
「しゅんじゅんする」は、ためらうのような意味か?
「ちょうちょうはっし」は、真剣に議論する(たたかう)のような意味か?
と推測しましたが、
先ほど、このブログの記事を書きながら検索したところ、
概ね、その意味は合っていたようでした。
 
私が日頃使うのも日本語。
一方で、増田さんがお使いになるような言葉も日本語。
 
同じ日本語でも、言葉の高尚さが違うような気がします。
 
自分の考えを言葉で説明することは、
現代の写真の世界でも、自身の写真の世界観を説明する上で重要な役割をもち、
かつ、現代では写真を言葉で説明することが求められてきているようです。
 
簡単な、平易な日本語しか使えないような私には、
学校で習うような、難解な語句としてテキストに載っているような、
高尚な日本語、言葉の機微を的確に表す日本語を使いこなすこと、
自分の考えや気持ち、イメージすることがぴたりと当てはまるような日本語を使いこなすことが
あこがれでもあり、努力目標でもあります。
 
難しい言葉ばかり使う、小難しいおじちゃんにはなりたくはありませんが、
人間として、文化的に高い位置に上がっていきたいという欲求、
人として高まりたいと願うことは、
大事なことかもしれません。
 
美輪さんがおっしゃる「人糞製造器」にならないためにも・・・。
 
イメージ 1
Bird & Bird.  The park in the town (12). Fukuoka Prefecture , Japan. 2015
ContaxⅡa
Sonnar 1:2 T f=50mm.