2015.5.4 深瀬昌久さんの写真集を見て

先日、ある写真雑誌で、深瀬昌久さんの写真集「鴉」のことが語られており、その写真集が絶賛されていました。
アマゾンでそれを検索すると、かなり高値で、知る人ぞ知るという名作であることが分かりました。
 
図書館で、偶然にも、この「鴉」とは違いますが、彼の別の写真集を見ることができました。
白黒の写真集でしたが、とても個性的という表現しか、今は思いつきませんが、
彼らしい表現というのでしょうか。
単純な写真もありましたが、それでも、独特な世界観があふれていました。
オリジナルとは、こういうことをいうのか・・・と思いました。
 
人と同じ事をしていてはいけない。オリジナルを。
と、職場で、仕事に対するもので、オリジナルを追求することが、求められていましたが、
写真は、趣味とは言え、オリジナルを目指し、研鑽するのは容易ではありません。
 
ただ、オリジナルだからこその、自分自身にとっての山の頂を目指すことは、精神的に高まっていくという
喜び、楽しみを感じる作業だと思います。
 
写し方、現像の仕方など、ちょっと、小手先の技を変えてみるのではなく、
根本的に写真に対する見方考え方を変えることが、オリジナルに近くなることなのでしょう・・・。
 
よい刺激をうけることができた、写真集でした。ありがとうございました。
 
イメージ 1
Hato.  The park in the town (8). Fukuoka Prefecture , Japan. 2015
FUJIFILM FINEPIX F800EXR