2015.326 男の子の宝物とは・・・。カメラウイルス感染は幼児がえりかな?

私は、小さなころ、何でこんなものを、と思われるような、釘やねじ、鍵やちょっとした針金、小さなきれいな石ころなど、いわゆるゴミと一般には認識されるようなものを宝物として集めていました。机の引き出しは、この宝物がたくさん仕舞われていました。
 
そして、成人し、今に至っていますが、三つ子の魂百まででしょうか。
仕事で、極度のストレスがたまったり、きつくなってくると、無性にカメラ店でジャンク品などを買いたくなります。買い物をすることでストレス発散、カメラが手に入ることでストレス発散できます。
いわゆるゴミ扱いされるものを集めて、悦に入っています。
 
この心の状態は、幼児退行のようなものなのかと、ふと我に返っているとき思ったもので、
いろいろと皆様のブログを当たっていたところ、以下のような記述に行き当たりました。
 
以下、「無意識を知ろう 極楽とんぼ精神分析学入門」様より、引用させていただきます。
ありがとうございます。
 
引用はじめ。
 
心が子どもに戻る?
         退行
 

   退行(たいこう)、あまり耳慣れない言葉かも知れませんね。

     
 
     では、赤ちゃん帰りではどうでしょうか。     

     退行とは、後退すること。

     つまり年齢が、子どもや赤ちゃんに逆戻りしたような行動をとること

     を退行と云うわけですが、本人は無意識に、そうした行為をしています。


     そもそも退行とは、第二部(防衛機制)にも書きましたように、

     自我過去の自分(自我)へ逃げ込む現実逃避で、

     その行き先は前章に書きました固着です。


     つまり現状(現実)に行き詰まり、不安になった自我は、

     自分の過去に救いを求めて、固着へと退行する・・・

     心の障害、三番目、最後のポイントは そんな退行の話です。


     
     その退行にも、いろいろな種類があります。

     すぐに心の障害に結びついてしまうもの。

     ただ「やすらぎ」や「救い」を求めて、一時避難するもの。

     慢性的なもの、急性的なもの・・・

     分類すれば、いろいろに分けることができます。


     この章では、そんな退行のメカニズム・・・

     どうして退行が起こるのか、について書いてみたいと思います。 
 
 
引用終わり。ありがとうございました。
 
これを読みながら、自分の精神状態を知ることができ、それはそれで心が防衛反応を働かせてバランスをとってくれているのだということが分かりました。
ここで述べられている一時避難なのか、慢性的なものであるということにはあえて触れませんが・・・。
 
「色鉛筆」
Shave of the colored pencil. Japan. 2015
イメージ 1