2015.3.4 世界のお金持ちが発表されましたね。

世界のお金持ちが発表されましたが、いつも、このような発表を聞くと、
かわいそうな人たちだ・・・、と思ってしまいます。
 
ひがみやっかみが多分にあることは承知しているつもりです。
 
イカの高級なカメラを何台持っていたとしても、人々の心に残るような、感動を与えるような、示唆を与えるような、見ていても飽きないような、立派な写真が撮れるかと言えば・・。そうではないような気がします。
 
尊敬する美輪明宏さんの言葉に「正負の法則」というものがあります。
「正」があれば、必ず「負」がある。正が大きければ、それだけ負も大きくなると。
正としてのお金持ちであるならば、負としての何か大きな不幸があるのだと思っています。
 
実際に、写真家の渡部さとるさんの著書「旅するカメラ2」に、『会長の愛』というお話が載っています。
本当のお金持ちを取材・撮影した渡部さんが感じた「本当の幸せとは・・」の話があります。
 
お金があるから幸せなのか、と言えば、どうもそうでないことの方が多いようです。
醜い争いが絶えず、心が安まる時がないのかもしれません。
 
私は平凡な人間ですから大した正もありません。その分、大きな負もないでしょう。
 
家族が集まり、家族が心を込めて作ってくれたささやかな夕食を囲みながら、皆が元気でいられることを、心から幸せだと感じる。
 
そんな人間ですが、それが幸せで、それでいいんだと思います。
 
幸せって、身近にあるものですね。探せばいくらでもあります。お金がなくても。
 
If we look for the happiness even if poor, we have a lot of the happiness.
 
「人生山あり谷あり」(熊本駅にて)
「Life has its ups and downs」(in Kumamoto Station)
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Leica M3 Summaron 3.5cm
Ilford XP2 Super black&white film 400.