2015.2.6 日記
「置かれた場所で咲きなさい」という本があります。
自分の望まざる所で働くことになった時、この本を読みました。
おっしゃっていることの意味は分かりましたが、実感として、置かれた場所でという本当の意味は分かりませんでした。
その後、希望する部署で働くことができるようになりました。
自分の希望する部署で働くことができるようになったものの、それはやはり仕事。
毎日幸せな日々が続くわけでもありません。むしろ、辛いことの方が多いような気がします。
望まざる所での苦悩。
望んだ所での辛さ。
人生、そんなに簡単なもの、単純なものではありませんし、
どんなところで働いたって、毎日がハッピーであるわけでもありません。
どんなところで働こうとも、どんな境遇に置かれようとも、幸せを自分で見つけに行かねば、どこにもありません。
幸せは待っていてもふってきませんし、目を閉じて口を開けていれば誰かが入れてくれるものでもありませんよね。
お金がたくさんあったからといって、幸せを感じるのはほんの一瞬だけだと思います。
ライカの高級なカメラを持っていたって、いずれは次を、次を・・・となっていくのでしょうね。
人間、欲に限りはないものだと思います。更に何かを求めて、満足しないのでしょう。
置かれた場所で咲きなさいという言葉。
まさに、その場その時に自分の立っているところ、置かれている場所で、
自分自身で幸せを感じていかねば、何事にも「ああ幸せ」と思わなければ、幸せなんてふってきませんからね。
ありがたい。ありがとう。おかけさまで。
まだこれだけある。
置かれた場所で咲いてみることができるような気がしてきました。