一流と 絵コンテ
行きつけのカメラ店の店主さんの話の続き。
なんでも鑑定団の女性の鑑定士の方のお話だったと思うが、との前置きの後、
掛け軸か何か美術品の修行を行う上で、「一流のものしか見てはいけない」というようなことを言われて、目を肥やした、ということをおっしゃっておられました。
また、どんな写真にしようかと、どんな写真を撮ろうかと思った時には、絵コンテが描けないといけない。できあがりを、こんな感じで完成させたいとイメージしながら、絵コンテが描けるようにならなければと、おっしゃっておられました。
自分の中にあるイメージを、目の前にアウトプットするには、イメージを絵画にするか、写真にするかの違いではありますが、形にしていかねば何にも前に進まないようです。
また、写真だけでなく、美術品にしても、実用品にしても、一流の、文化財級の、ものとしての品格や威厳が備わっているものに、ふれていると、だんだんと、自分の映していく写真も、一流に近づいていくようになっていくそうです。
ヨゼフ・スデクさんの、コップとパンが写っている写真は、ただそれだけですが、品格があります。
「あたたかくむかえてくれる いつもの犬」
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