2016.9.21 ニコンD80の衝撃・・・。
以前、住んでいた家の近くに、古本屋がありました。
そこには、昔、発行されたカメラ雑誌が安価で売られていて、結構買い集めたものでした。
本棚には、そのころの本が未だにあり、背表紙をたびたび眺めています。
その中に「ニコンD80の衝撃」というタイトルの、
2006年9月号のアサヒカメラ誌があります。
ニコンD80は、今から10年前のカメラということになりますね。
現在ではとても安価ですが、中古で販売されています。
発売当初は物凄い衝撃だったのでしょう・・・。
10年ひと昔と言いますが、
デジタルカメラの寿命や、回転は速いものですね。
D80の修理期限は、もう終わっているようです。
部品の供給が止まれば、
修理もできなくなり、二束三文で売られる日も
あっという間にやってくるようです。
行きつけのカメラ店の店員さんも、
修理期限を過ぎて、部品の在庫のない、
当時のフラッグシップ機のデジイチは
残念ながらおすすめしませんと、はっきりとおっしゃっておられます。
最新型のデジタルカメラを買いたいなあと思うこともありますが、
これまで述べてきたようなことを考えると、
こんなにサイクルが早いのでは、とてもついていけないと考えてしまいます。
それならば、
修理可能な、フォルムやデザイン、撮影のお作法などに、独特の個性を持つ、
フィルムカメラの方が、これからも末永くずっと使っていられると思ってしまいますが、
さあ、どうなのでしょう・・・。
私はこれが一番体(目にも手にも、操作性にも)に合っています。