2016.8.7 写真はぼちぼちとやっています。それ以外にも・・・。

ずいぶんとご無沙汰しております。

写真は、細々と、ぼちぼちとやっております。
もっぱら、フィルムカメラですが、
撮った後で、「どうして、このようなものを撮ったのだろう」と、
後悔するものばかり。

風景を撮ると、パンフレットに載せることを目的としているのだろうかと
思わせるような構図と、内容。
そんなもの、わざわざ撮らなくてもいいのに、と
撮ったあとから、心の中で、もう一人の私が叫んでいます。

人物を撮ると、まるで、新聞に商店街はにぎわっておりましたと
掲載されるかのような、人と言うよりは、人が大勢いることを証明するだけの写真。
遠いところから、通りすがりの人々をまとめて撮っているだけになっているのですから、
なにこれ?と、もう一人の私が、心の中で、嘆いています。

風景ならば、印象的な、何かが欲しいところ。
人物であれば、声を掛けて撮らせてもらって、正面から、その人の人柄や人生がにじみ出るような
ものを撮ったらよいでしょうね。

撮った後で、
考え込んでしまいます。

これらの写真は、あとから額に入れて、飾ることができるような作品にまで
仕上がるような写真だったのか・・・と。

額に入れて、飾れるか・・・。

今は、これをキーワードにして、私自身を奮い立たせています。

腕は一向に落ちるばかり。
でも、めげません。趣味なのですから。
楽しみます。

最後に・・・。
色々とありまして、
この度、家族の遺影の写真を作ることになりました。

探してみると、案外、いい表情の写真はないもので、
たまたま見つけた写真でしたが、引き伸ばすには、画素数が足りず
荒れが目立ちます。それでも、他にないため、
それで作るしかすべなく、
写真編集ソフトと格闘中です。
試行錯誤して、輪郭を切り取って、正面に据えて、まわりを何とか消す作業に、
しばらく、取り掛かっています。

写真を趣味としているのですが、これで
孝行ができるのなら、少しは、その家族に対して何らかの罪滅ぼしになるかもしれません。

遺影作成のプロには遠く及びませんが、思いを込めて、丁寧に作っていきたいと思います。

イメージ 1

オリンパス TOUGH TG-310にて撮影