質より量 それとも、量より質?

 尊敬する方に、書家の柿沼康二さんがいます。彼の著書「熱血書道塾」に、「質より量」という言葉が出てきます。最終的には、量をこなした者が勝つ、とのくだりがあります。
 また、尊敬する写真家、ハービー山口さんも、多くの著書の中で、イギリスで「撮りたいものを撮るんだ、それがパンクなんだ」という言葉に励まされたというくだりもあります。
 
 撮りたいものを、質より量で撮った(この場合、プリントしたという方が正しいのか)者が、自分のイメージする写真が撮れるようですね。
 
 とは言え、通勤途中で、写真を撮りたいような風景や場面に遭遇したとき、わざわざ車を駐めて、写真を撮るということを、すべきかどうか悩みました。過去に、同じようなことをして、結局は、駄作ばかりだった苦い思い出があるからです。
 
 同じ悩むなら、撮らないで悔やむより、撮って悔やんだ方がいいんじゃない?
 
 そんな声が、天からおりてきました。
 
 撮ります!
 
イメージ 1
 
HASSELBLAD 500C/M Planar 2.8 80mm kodak 400 T-Max
 
撮影後、お布施をしたところ、尼僧さんでした。
てっきり、男性とばかり思っていたものでしたから、驚きました。
「托鉢 お金を入れる」で、検索すると、托鉢をする意味、お布施をすることの意味が説明されていました。