結局のところ、イタンジ 異端児と写真との関係は・・・

お世話になっているカメラ店の店長さんの話。
「普通と違っているのがよい。人と変わっているのがよい。普通の人ならば、十把一絡げで終わってしまう。歴史上の偉人、歴史上の有名な人物も変わった人ばかりではないか。」と。また、「作品作りも、皆、人と同じようなものばかりで、オリジナルがない。横並びである。変わった人にオリジナルの作品ができる」と。
更に、「外国では、人と同じであることに安堵感を抱く感覚を持つことが恥ずかしいと言われており、そのように、感じる人は他から非難されることもある」
というような内容の言葉でした。
 
結局のところ、イタンジ 異端児であることに、お墨付きをいただいたような感じになるのでしょうか。
 
私は、「人と同じようにしなければならないこと」に、小さな頃からずっと違和感を抱き、人と変わっている自分に自信が持てませんでした。人と同じようにしようと思っても、なかなかそのようにできず、人と関わりを持つのも苦手でした。
しかし、カメラ店の店長さんのお話を聞いて、これまでの自分の人生が救われたような、「人と違ってていいのだ」ということが、ストンと自分の中に落ちていきました。恥ずかしながら涙があふれてきました。
 
金子みすゞさんの「人と違ってよい」という内容の詩がありますが、「人と違ってよい」とは言葉では、うわべだけは分かったような気になっていました。
 
分かると言うことと、腑に落ちるということは違うのでしょうね。
 
歴史上の人物のように有名になりたいのではありませんが、人と変わった自分を、人とは違う自分に、これから胸を張って生きていけると思っています。
写真も、そう。人とは違う、自分がよいと思ったものを作っていきたいと思っています。そう、それでいいのでしょうね。他から何と言われても、それが良いのですから。
 
最後まで、ご覧くださってありがとうございました。
 
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「カメラも重機も同じ金属の仲間 見ていて胸躍ります」 マミヤ メトラ